2020年から猛威を奮い続けている新型コロナウイルス。未曽有のパンデミックは、健康被害はもちろん、経済にも甚大な影響を及ぼした。これまで、小さくとも経済を回し、豊かさを生み出し、税収もあった企業・店舗の倒産がいまだ後を絶たない。
企業・店舗の倒産は社会的な損失であるにもかかわらず、なぜ政府は積極的な対応に乗り出そうとしないのだろうか。ここでは『中国嫁日記』シリーズなどの著書で知られる漫画家の井上純一氏による経済マンガのシリーズ最新刊『がんばってるのになぜ僕らは豊かになれないのか』(KADOKAWA)の一部を抜粋。同氏と妻の月さんとの軽妙なやり取りから、お金を出し渋る政府の考えについて考える。(全2回の2回目/前編を読む)
※漫画を井上純一氏、文章をアル・シャード氏が執筆しています
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