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《ゼブラ柄コートの容疑者が突撃》無関係の旭川市民を晒しまくる“迷惑ユーチューバー”被害続出【1名逮捕】14歳少女イジメ凍死

《ゼブラ柄コートの容疑者が突撃》無関係の旭川市民を晒しまくる“迷惑ユーチューバー”被害続出【1名逮捕】14歳少女イジメ凍死

旭川14歳少女イジメ凍死事件 #11

genre : ニュース, 社会

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取材中に宮川さんをあざ笑うようないたずら電話が…

「主犯扱い」されてしまった宮川さんの息子も肩を落とす。

「事件とは全く関係ない僕の友人までネットで晒されていて、犯人扱いをされています。僕は事件があった公園がどこであるかすら知らないし、爽彩さんの顔も知りません。そもそも(爽彩さんがイジメを受けた際に在籍していた)Y中学の人間との関わりもなかった」

宮川さんの息子は加害者グループの一人と勘違いされ、顔写真まで晒されてしまった

 取材班が宮川さんに話を聞いている間にも、宮川さんの店にイタズラ電話がかかってきた。

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「また……来ました」

 宮川さんが重い腰を上げて、受話器をとると、電話の向こうからはあざ笑うような声が聞こえてきた。

「多くの書き込みは既に削除され、東容疑者本人からの謝罪は一応ありましたが、あとの祭りです。謝って消せばいいという問題じゃない」

 宮川さんは深いため息をついた。

dさんは爽彩さんとトラブルになったことはあるが…

 ネットに実名を晒された無関係な生徒は、宮川さんの息子だけではない。事件当時、Y中学校に通い、爽彩さんがY中学校を転校した後も、彼女を支えた数少ない友人であるdさんも、ネット上では、「犯人グループ」の一人として名指しされている。dさんの実名が広く晒されてしまったのは、ある人気ユーチューバーの生配信中に飛び込みで電話出演した「Y中学校の同級生」を名乗る人物の発言がきっかけだった。この人物が、dさんが「犯人グループの一人」であると“匂わせた”ことから、ネット上で一気に実名が拡散してしまったのだ。

 dさんは疲れた表情を見せながら、話をしてくれた。

「僕は、2019年4月、爽彩さんがY中学校に入学した当初に、彼女と親しくさせてもらっていました。その際に、爽彩さんに対してトラブルを起こしてしまったことがあります。そのことについては、爽彩さんから後日許してもらい、爽彩さんのお母さんにも説明して、理解してもらっています。

爽彩さんがdさんへ送った絵

 僕は爽彩さんのイジメ事件には一切関わっていません。むしろ僕もイジメグループのある人物からパシリまがいなことをさせられていた時期がありました。イジメのことがあって、爽彩さんがX中学校に転校してからも、時々、手紙のやり取りをして、互いに励まし合っていたんです。