5月26日、女優の深田恭子(38)が適応障害と診断され当面のあいだ芸能活動を休止することが発表された。13歳で「ホリプロタレントスカウトキャラバン」のグランプリを受賞してから25年間芸能界の第一線で活躍し続けてきた深田の一報に、驚きの声が広がった。
2日前のイベント「目が笑ってなかった」
活動休止発表の2日前、5月24日に深田が登壇した「午後の紅茶」の新商品・新プロジェクト発表の記者会見に参加したスポーツ紙カメラマンが当日を振り返る。
「相当疲れた様子でしたよ。動作もゆっくりで、シャッターチャンスとして用意されていたイチゴを食べる場面では、イチゴをテーブルに落としてしまっていました。カメラマンはタレントを記者よりも近い位置で見ているのですが、この日の深田さんは目の奥が笑っていなかったので気になってはいたんです。(適応障害の)発表を聞いて、驚きよりも納得してしまいました」
活動休止に伴い、深田は今年7月からフジテレビ系で放送される予定だった主演ドラマを降板することが決定した。所属事務所によると、体調を崩し始めたのは昨年の春頃からだという。
“ホリプロ3人娘”石原さとみが昨年10月に結婚し…
芸能プロ関係者が語る。
「昨年の深田さんはかなり忙しかったはずです。2019年のドラマ『ルパンの娘』(フジテレビ系)の第2シーズンが2020年10月から放送だったので、その撮影をしながら同作品の劇場版の撮影も進めていました。『ルパンの娘』はアクションシーンが多く、疲れもたまりやすい。新型コロナの影響を受けながらの撮影で、無理が祟ったんでしょう。その疲れが今になって出てきたようです。
あとは事務所の看板を背負う深田、石原さとみ、綾瀬はるかの“ホリプロ3人娘”のうち、石原さんが昨年10月に結婚すると発表して仕事を少しセーブするようになったので、その穴を補填するために深田さんと綾瀬さんに負担が回ったことも、身体的、精神的な疲れに影響したのかもしれません」
疲れからか、深田は仕事を休みがちになることもあったという。
「深田さんは、映画の撮影中に倒れてしまった。役柄は、子供を有名幼稚園に入れるため尽力する主婦。新型コロナウイルスの影響によって撮影が一時中断したのですが、撮影が再開してから深田さんが突然現場に来なくなってしまったんです。その後、現場に説明なしで製作は中止になりました」(映画関係者)