京都の古刹、蓮久寺の三木住職の下には、今日もさまざまな相談や悩みを抱えた人々がやってきます。死者からの伝言、呪いのワラ人形、祟られた家……一般の人にはおよそ信じてもらえない、怪異な現象の数々──。
三木住職が実際に見聞きした不思議な出来事を、仏教説法を交えて語る「怪談説法」。「コワイけど、泣ける」「お説法に御利益がある」と評判になり、『怪談和尚の京都怪奇譚』として出版され、YouTube「三木大雲チャンネル」でも配信されています。この夏、『怪談和尚』としてコミック化もされました。
「怖~い話」+「仏教説話」の怪奇譚とは、一体どんなものなのでしょうか? 話題のコミカライズ版から“最恐”の一篇をご紹介します。「いつか、あなたの身にも起きるかもしれない……」。