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再び事業に失敗、駅のホームに立って……

 そのお金で〈私〉は死に物狂いで働きました。しかし、またしても事業に失敗。3年後、〈私〉は鉄道自殺をするために、駅のホームに立っていたのです。

 線路に降りたとき、何かが〈私〉の体に覆い被さって、言いました。「一緒に死のう」

〈私〉は思わず、線路からホームに駆け上がりました。その時、線路を見ると、森で会ったあの男性がいたのです……。

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 続きは、コミック『怪談和尚』でお楽しみください。ほかにも、「怖いのに、泣ける」怪奇譚が満載です。

 新感覚の怪談説法。見えない世界に触れることで、あなたの人生は変わるかもしれません……。

怪談和尚

三木 大雲 ,森野 達弥

文藝春秋

2021年8月5日 発売