開会式直前の関係者“辞任ドミノ”に始まり、メダル候補のまさかの敗戦やダークホースによる下馬評を覆しての戴冠劇、コロナ禍で開催され、明暗含めて多くの話題を呼んだ東京オリンピック。ついにその長い戦いも閉幕しました。そこで、オリンピック期間中(7月23日~8月8日)の掲載記事の中から、文春オンラインで反響の大きかった記事を再公開します。(初公開日 2021年8月7日)。
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東京五輪で注目を集める「アスリートのメイクやファッション」。元バドミントン選手で、現在はアスリートビューティーアドバイザーとして選手たちにアドバイスする花田真寿美さんが、個性が光ったアスリートのおしゃれをランキング形式で紹介します。
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10位 清水希容選手(空手・女子形 銀メダル)
しっかりとしたアイメイクをして、目力を強調しています。目力を強調することで、表現がシャープに見える、力強く見えるという利点があります。
今回の五輪で初めて採用された競技である空手の「形」では、技の正確さやスピードのほか、「流れるような動き」「バランス」「力強さ」などが評価されるそう。
こうしたことから、表現にインパクトを生むためにメイクを取り入れる「形」の選手は、国内・国外問わず多いのです。