寝ている間に天井からなめくじが落ちてきた…!?
その晩、部屋で寝ている炎を天井から覗く目が。さらに炎の顔の位置を確認した後、なめくじを取り付けた紐を天井の穴から垂らして…。
なめくじが炎の顔にかかる寸前で空手くんが異変に気づき、なめくじを撃退する。
その直後、院長が2人の部屋にやってくる。0時からの降霊会に、炎たちも参加するよう呼びに来たのだった。
完全な密室で行われる降霊会。参加者は全員縄で縛られた状態
降霊会は庭の土蔵で行われた。窓はガラスがはめ殺しで、参加者が入ってきた戸は施錠されている。さらに参加者は全員、足も腰も椅子に縛られ、手錠がかけられた。
降霊道場の主の丸山いわく、降霊会を手品だと疑う者のために、自分含め参加者全員が「何もできない」状態にする必要があるという。
蓮子が持ってきた「触媒」の宝石をテーブルに置き、降霊会が始まった。
丸山が念仏を唱えると、すぐにラップ音と謎の足音が聞こえて、丸山から沙倭子のものと思われる言葉が……。
交わされる会話は当たり障りのないものばかり。場が白けてきたその時、落雷によって停電が起きる。10秒もしないうちに電気は再び点いたものの、テーブルに置いてあった宝石箱の中の宝石がなくなっていた。
全員が拘束された状態で、わずか10秒の間になくなった宝石。
炎は「宝石を盗んだ犯人はこの中にいる」と主張するが、一体誰がどうやって…?
心霊現象と思われる不気味な白い影、死んだ女性の霊を呼ぶ降霊会、密室で消えた宝石。次々と不可解な現象が起きる「降霊屋敷」の謎を炎は解けるのか?
このマンガを読むにはこちらから。続きは9月1日(水)に公開します。
この話を収録している「怪奇探偵・写楽炎 4 羽衣の鬼女【文春デジタル漫画館】」は8月20日(金)より、主要電子書店で好評発売中。