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バレーボール元全日本・佐藤あり紗が語る楽天愛と、辰己涼介、岡島豪郎のこと

文春野球コラム ペナントレース2021

2021/09/20
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外野守備の名手・辰己選手がもしもバレーボーラーになったら…

 イーグルスの外野手だと、やっぱり辰己涼介選手の守備範囲の広さや瞬発力は天下一品。特に打球に対してのリズムの取り方が、相手チームのサーブやスパイクを待つ守備のリズムと通じるものがあります。もしも、辰己選手がバレーボーラーになったら男子日本代表のリベロ・山本智大選手のような瞬発力や足の速さを生かしたプレーをしてくれるのではないかと想像できます!

 姪が大ファンの岡島豪郎選手の守備も要注目です。とても肩が強いですし、よく拝見するジャンピングキャッチしている姿。岡島選手がもしもスパイカーになったら男子日本代表、西田有志選手のようなジャンプ力と体の使い方が上手な選手になるのではないかなと思います!

 現在、イーグルスは首位千葉ロッテマリーンズに5ゲーム差とリーグ優勝できるかできないかの正念場。現在のような状況だと、チームを鼓舞するモチベーターの存在がやっぱり不可欠。観客席から見かけると試合中目立つのが、鈴木大地選手。要所要所で、投手や他の選手に声がけをしている場面を見ることがあります。どんな状況でもコミュニケーションを大事にしているその姿。大地選手は今イーグルスにとってチームの士気を高める大切な存在になっているでしょう。

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©佐藤あり紗

 私自身の経験でお話しすると、大型連敗などでなかなか結果が出ないチーム状況になってくると、コート上だけではなく私生活でもすっきりできないモヤモヤとした日々を過ごしがちです。

 そんな時は自分の中で反省した、と言えるまで自分と向き合い練習に励んでいます。状況を打開する上で、(プレーでの)繊細さとアグレッシブさを使い分ける必要性もあると感じています。

 浅村栄斗選手も復調してきて、14日〜16日のオリックス・バファローズ戦は2勝1敗で勝ち越し。イーグルスは夏場の低調子から少しずつ脱してきている、と思います。ペナントレース終盤、チームの目標に向かって選手の皆さん、怪我せず頑張ってほしいと思います☆ 

「一魂 日本一の東北へ」

 1ファンとしてこれからも全力で応援し続けます!

©佐藤あり紗

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