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その3:まだ全画面表示に対応しないアプリも
従来よりも画面が縦に長く、ウェブなど縦スクロールには便利なiPhone Xですが、それが活かせるのはアプリがiPhone X対応版にアップデートされていることが必須条件。発売間もない現在は、まだアップデートされていないアプリも多く、画面の上下が黒帯で塗りつぶされて表示されることもしばしば。対応アプリがもう少し出揃ってからのほうが、感動はより大きそうです。
その4:ほかのiPhoneやiPadとの併用は混乱のもと?
従来のホームボタンが廃止されたiPhone Xでは、ホーム画面に戻るためには画面を下から上にスワイプするなど、操作方法は従来とがらりと変わっています。iPadなどほかのiOSデバイスを併用していると、混乱するのは必至なだけに、あまり急いで乗り換えないほうが、スムーズに使えてよいかもしれません。ちなみに次期iPadは、Face IDの搭載によりこのiPhone Xと操作体系が同じになるかも、と噂されています(あくまでも噂で、公式な発表ではありません)。
その5:画面が美しすぎて元には戻れない!
もっとも、iPhone Xがもっともキケンなのは、iPhone Xの画面が美しすぎることかもしれません。有機ELディスプレイを採用したiPhone Xは、これまでの液晶に比べてブラックが引き締まって表示されるほか、解像度はこれまでのどのiPhoneよりも高いため、いちど使うとほかのスマホやタブレットが安っぽく見えることもしばしば。うっかり高級食材を食べてしまったためにいつもの食事がおいしく感じられなくなった、それとそっくりの症状が起こるのがiPhone Xのキケンなところ。くれぐれもご注意を!