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【母親が覚せい剤所持で逮捕】《大津6歳女児暴行死》「今は娘のことで頭がいっぱい…」逮捕の17歳兄の母親が“初告白”〈家賃滞納の事実も判明〉

genre : ニュース, 社会

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「仲が良かったので。何があったのかもわかりません」

 取材班は、Mちゃんの父親の実父に京都で話を聞くことができた。

「15歳で中学校を卒業して家を飛び出して以来、息子とは45年間一度も会ってない。どこで何をしていたのかも知らない。もちろん結婚したことも孫がいるなんてことも聞いたことがありません。10年前に妻が病気で亡くなった時も、息子は帰って来ませんでした。大津の事件についてもニュースで初めて知りました」

Mちゃんが死亡した公園の近くには監視カメラが Ⓒ文藝春秋

 そして、取材班はMちゃんの母親に電話で話を聞くことができた。Mちゃんの母親は嗚咽で言葉を詰まらせながら、現在の心境を吐露した。

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――今はどんなことを考えていますか。

「周りから聞くだけで、報道は見ていないんです。何も見ていません。すみません」

――Mちゃんの兄に変わった様子はありましたか?

「(兄妹で)仲が良かったので。私には何があったのかもわかりません」

――自宅でMちゃんを暴行していたという容疑がかけられているようです。

「あの……すみません。今はMのことで頭がいっぱいで、Mの父親に支えてもらっています」

 それだけ言葉を振り絞ると、Mちゃんの母親は記者の質問を遮って、電話を切ってしまった。学校が夏休みになり、家族3人で過ごす時間が増えたであろう矢先の悲惨な事件。Mちゃんの家庭で一体何が起きていたのだろうか。

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