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雅子さまの笑顔が美しく輝いた瞬間
「現役の外交官として活躍されていた方が皇室に入られるという話題で、皇室がにわかに身近に感じられたあの頃。ご成婚パレードの日、上衣のえり元にあしらった花びらが風にふわりと揺れて、雅子さまの笑顔が美しく輝きました。皇太子殿下と爽やかなカップルで、明るい希望を感じました。
世界が目まぐるしく変わる今、日本の伝統と歴史を背負っておられる両陛下のお立場は大変なこともあろうかと思います。でも、インターナショナルな教育を受けられているお二方が、日本の独特の優雅さを、今の時代に表現して下さっているのはありがたいと思います。新しい日本の香りとでもいえそうな品格が醸し出されています」(同前)
(写真、キャプションの一部は「文藝春秋」2001年6月号より)