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「メイクは、そのうち『ゴルフ』みたいになるんじゃないか」トップ美容家・神崎恵(46)が語る、“メンズメイクが盛り上がる”ワケ

神崎恵さんインタビュー ♯2

2021/12/26
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スケジュール管理は、「テトリス」状態

――末っ子のお子さんはまだ6歳なんですよね。お仕事も平日は17時まで、と決められているとか。

神崎 そうですね。2か月前からイベントなどで夜遅い時や休日に家をあける日は、夫と全部、互いに申告し合ってます。もうテトリスのような感じで、頭の中はスケジュールのことばっかりです。

――それは口頭ですり合わせる?

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神崎 LINEですね。言った、言ってないのトラブルを防ぐために。

――夫とのスケジュール連絡って、絵文字使わなくないですか?

神崎 一切ないです。「業務連絡。」みたいな、色気ゼロのやりとりをしております。

世の中が沈んでいるときほど、美容は盛り上がる

――ずっと多忙なイメージがありますが、美容関係もこの1年半はコロナの影響を受けたのでは?

神崎 ただオンライン会議が増えたことで、自分の顔に向き合う機会も増えましたよね。そういった影響もあってか、今また美容熱が高まってるんですよ。

 そもそも美容は、景気が悪ければ悪いほど盛り上がる業界なんです。

――どうしてなんでしょう?

神崎 メイクしてかわいくなると気持ちがハッピーになるじゃないですか。だから世の中が沈んでいるときほど、美容が熱くなるんです。

――じゃあこの30年はずっと美容業界は盛り上がっている?

神崎 ずっと盛り上がってますね。今まだ日本はコロナの影響で売上が戻っていませんが、海外ではコロナ前より美容関連商品が売れている国もあります。

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