「その動画は相当古いもん、違うんかな、と思うんですよね。随分前の話やろうなって思うんですけど。多分、そばにすぐ掴めるものがあると私が分かっているか、松葉づえを忘れたかの、どっちかやと思いますわ。撮影しているのがいつ頃かちょっとわからへんけど、いつか分かれば、どんな薬を飲んでたかもわかります。でも、あの服着ていることを考えると、だいぶ昔のことちゃうかなと思いますけど。
今の状態では、あんなに歩くのは無理です。Youtubeも、撮影中にコケてますからね。ここまでひどくなったのは選挙が終わった頃やから3年ぐらい前かな。長距離が無理なんでね。私は車いすなくして生活できない人間で、パフォーマンスで車いす使っているというのは大馬鹿ものですよ。本当腹立ちますよ」
長谷市議から届いた“潔白”を主張する手紙
長谷市議は、車いすの利用は“パフォーマンス”ではないと全否定。取材から2日後には、これまでの手術歴や、障害者手帳の写しや診断書などに加え、長谷市議から疑惑の“潔白”を訴える手紙が、編集部に届いた。
《いつ撮影されたのか存じませんが、装具している時のパンツですから装具をしていますし、あの自動車の周りだけを痛みを耐えている表情で移動したら、車いすが必要でない偽障害者と言われるのでしょうか? 何年、何月、何時のものなのでしょう。提供者にお聞きいただきたいと思います》
《参考までに、医師から薦められておりませんが、どうしても杖なしで痛みを取って膝折れしないようにする方法があります。それは投薬によって、ボルタレン座薬50ミリグラム、通常は夜に飲むのですが、トラムセット、ステロイド系のプレドニン剤を混合して飲むこと、コロナテープという特殊シップを貼ると7~8時間は痛みが消え、数メーターは歩けることになり、その数時間はちょっとだけ昔の感覚になれますが、副作用がきついのであくる日は1日ベッドに横になるしかない状況になります。使った場合は記録してありますが、近年は使ってはいないと思います。それで随分と以前の画像ではないかと思った次第です》
直撃取材と、その後に届いた手紙によると、「今の状態では、あんなに歩くのは無理」であり、動画の撮影時期が「随分前の話」ということのようだ。