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TOKIO復活を夢見た長瀬智也が「来年から本格始動」の裏側と、中居正広が地味に後退している「ある原因」《辞めジャニたちのいま》

TOKIO復活を夢見た長瀬智也が「来年から本格始動」の裏側と、中居正広が地味に後退している「ある原因」《辞めジャニたちのいま》

辞めジャニ2021 #2

2021/12/30
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「のんきな会」中居正広は地味に後退

 手越と同じく、地味に後退している意外な辞めジャニが元SMAPの中居正広(49)だ。

 2016年のSMAP独立騒動をきっかけに、翌年に元マネジャーの飯島三智氏とともに退所し「新しい地図」を結成した稲垣吾郎(48)、草彅剛(47)、香取慎吾(44)とは別の道を歩んで残留。昨年3月いっぱいでジャニーズを円満退所し、個人事務所「のんびりなかい」を設立した。

中居正広

「中居さんは、テレビ各局や大御所タレントとうまくやっているし、『新しい地図』のメンバーをバックアップしている芸能界の実力者とも上手く付き合っている。3人と一緒に辞めなかったことで、木村拓哉(49)が孤立せずにすんだことを感謝しているジャニーズ関係者もいます。しかし個人事務所となったことで、いわゆるバーターがなくなり、営業力が低下。新規のCMがほとんど入らなくなってしまった。タレントや芸能事務所にとって、汗水を流すことなく巨大な収入を得られるCMはおいしいんですけどね。

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 ただ中居さんは、10億円以上と言われる個人資産がありますから、全然焦ってはいない。本業の司会業も順調だから、それはそれでいいのでしょう。本当に困るようなことがあれば、親友の松本人志が所属する吉本興業も手を差し伸べてくれるはずです。それでも、ジャニーズがプッシュする木村拓哉や、NHKにも出演できるようになった『新しい地図』の3人と比べれば、地味であることは否めません」(前出・スポーツ紙芸能デスク)

来年に見えてきた「新しい地図」の完全復活

 SMAP騒動を唯一、表面上は無傷で切り抜けたように思えた中居だが、思わぬつまずきだ。その一方、ここへ来て復活へ向けて急ピッチなのが「新しい地図」の3人だ。

「新しい地図」左から香取慎吾、稲垣吾郎、草彅剛

「2017年にジャニーズを辞めてから、テレビ出演が厳しくなった3人ですが、NHKや公共イベントを中心に出演を続けてきました。稲垣は昨年3月にNHKの朝ドラ『スカーレット』に出演。草彅は今年のNHK大河『青天を衝け』に徳川慶喜役で出演、2021年3月にはNHK BSの宮城発地域ドラマ『ペペロンチーノ』に主演します。香取は今年1月期の連ドラ『アノニマス』(テレビ東京系)に主演、12月30日のNHKのスペシャルドラマ『倫敦ノ山本五十六』にも主演します。香取のNHKドラマ主演は2004年の大河ドラマ『新選組!』以来、実に17年ぶりになります」(テレビ誌編集者)