今年も、芸能界は行く人、来る人、お騒がせな人と多種多様だった。中でもジャニーズ事務所のタレントたちは、良くも悪くも芸能界の主役として、今年も大いに活躍。その一方で、ジャニーズ事務所を辞めたタレントも多い。辞めて活躍している人、落ち目になった人と、その行く末はさまざま。「辞めジャニ2021」と題してジャニーズ脱退組査定をしたが、注目の“辞めジャニ”はまだまだいる――。(全2回の2回目。前編から読む)

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元TOKIO長瀬智也がついに来年から始動

 今、業界の誰もがその動向を注目しているのが、今年3月でTOKIOを脱退し、ジャニーズ事務所退所、芸能活動を休止した長瀬智也(43)だ。

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長瀬智也(右)(本人のinstagramより)

「ジャニーズを退所する今年3月まで、連ドラ『俺の家の話』(TBS系)に主演。辞めるタレントが直前まで連ドラ主演なんて、以前のジャニーズじゃ考えられません。他の後輩タレントに差し替えるか、企画自体を変えていたはずです。長瀬ならではの業界受けの良さと、ジャニーズの強引なパワーの衰えを感じました」(テレビ誌記者)

 ジャニーズを退所後は「裏方に回る」と宣言していた長瀬だが、Instagramなどで見る限りでは“人生の夏休み”を謳歌するのに忙しいようにみえる。しかし、来年はそんな活動に変化が起きそうだ。

(本人のinstagramより)

「ジャニーズ退所後の長瀬は、バイクを乗り回したり、知人のセレクトショップのチラシモデルを務めたりと、気ままな暮らしを楽しんで、その様子をInstagramに投稿していました。でも、もう十分遊んだだろうということで、来年から始動するようです。まずは、映画や音楽活動を再開するようです。2018年に山口達也が強制わいせつ事件を起こして音楽活動ができなくなったことに、一番悔しい想いをしていたのが長瀬ですから。

 長瀬が始動するとなれば、脚本家の宮藤官九郎を始めとして、力を貸す人間は多い。本人は出役としてだけでなく、裏方にも興味を持っていますから、自分以外のスターを育てることもあるかも知れません」(スポーツ紙芸能デスク)