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オールを漕ぐも15分で断念、スタッフの手につかまり船に乗り込む

「新たな伝説の始まりでーい。進む進む、船が進む君!!」

船で牽引されるあばれる君のイカダ ©文藝春秋 撮影:細田忠

 声高らかに、オールを漕ぐあばれる君のイカダには、スタッフが乗船し、イカダの前を進む船からしっかりとロープが張られている。そのロープに牽引されて、あばれる君の乗ったイカダはグングンと進んでいった。

船に牽引されたあばれる君のイカダは島の北東へ進路を変えた ©文藝春秋 撮影:細田忠

 途中、船がイカダに近づき、スタッフがロープをはずすと、撮影がはじまった。

船の牽引を外し、再びオールで漕ぎ始めたあばれる君。撮影を再開したようだ ©文藝春秋 撮影:細田忠

 あばれる君は「どっこいしょー♪」と掛け声を節に乗せオールを漕ぐこともあったが、15分ほどで力尽きたようだ。その後、船が再びイカダに近づくと、あばれる君はスタッフの差し伸べた手につかまり、イカダを降り、船に乗り込んだ。そして、コートをまとい暖をとったのである。

あばれる君の乗るイカダに再び近づくスタッフ船 ©文藝春秋 撮影:細田忠
オールで引っ張ってもらい船に近づくあばれる君 ©文藝春秋 撮影:細田忠
船上から手を差し伸べられるあばれる君 ©文藝春秋 撮影:細田忠
ついには船に直接乗り込んだあばれる君 ©文藝春秋 撮影:細田忠

「南国の奄美とはいえ11月末です。日中こそ暖かいですが、日が落ちればいっきに冷え込む。この日は北風が随分と吹いており水温も低く、タンクトップで海を渡るのはさすがに無謀だったのでは」(地元住民)

あばれる君がゴールまで一人でイカダを漕いだように見えるが…

 主を失った無人のイカダは船に牽引されながら北上。18時ごろにはゴールとみられる有人島近くにたどり着き、撮影は再開された。日が完全に落ちてしまい詳しい様子は確認できなかったが、あばれる君は再びイカダに乗り、無事ゴールする瞬間の撮影が行われたようだ。

無人となったイカダに何事か細工をするスタッフ ©文藝春秋 撮影:細田忠
無人のイカダを牽引するスタッフ船 ©文藝春秋 撮影:細田忠

 1月3日に放送された番組ではイカダに乗ってゴールにたどり着いたあばれる君が「2022年1発目帰って参りました」とキメ顔で敬礼していた。放送では、あたかもあばれる君がA島からゴールまで一人でイカダを漕いで辿り着いたかのように編集されていた。

ゴール付近で熱く語るあばれる君

 船による牽引は、サバイバルが好きなあばれる君にとっても不本意だったのだろうか。21時20分、スタッフと共に撤収作業をおこない、港に戻ったあばれる君は船を降りるなり大きな欠伸をしていた。 

撮影を終えたあばれる君。あくびが口を衝く ©文藝春秋 撮影:細田忠

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