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著作権に詳しい小林・弓削田法律事務所の木村剛大弁護士が指摘する。
「権利者が法的手段に出れば、著作権や肖像権の侵害となり得ます。仮に訴訟で負ければ、販売差し止めや、損害賠償の責任が発生しかねません」
彼女が作品の元にしたケイト・モスの写真を撮ったアメリカのカメラマンに問い合わせると、「Moeco自体知りませんし、私の許可も得ていない。許可なくアートを盗む行為は世界的問題です」と憤る。
HPは閲覧不可、インスタグラムに掲載していた作品は削除
別の人物画の元となった写真を撮った日本人女性にも問い合わせたが、やはり許可を取っていなかった。そして小誌が松下の所属事務所に問い合わせると、直後、この日本人女性に松下が所属する画廊から「写真を使用させていただきました」と連絡が入った。
そしてMoecoの作品を掲載していたHPは閲覧不可に。インスタグラムに掲載されていた作品も、全部ではないものの、次々と削除されていた。
結局、松下の事務所からは著作権侵害の疑惑について回答はなかった。
いったい、松下はどのような人物なのか。松下の華麗な芸能界人脈とセレブな生活、松下の父と船越との食事会など、詳しくは1月12日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」及び1月13日(木)発売の「週刊文春」が報じている。
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