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加入発表から始まるSNS上での“粗探し”
2月にCDデビュー10周年を迎えてもなお超人気アイドルグループとして君臨し続けている乃木坂46で起こった、ルーキーを巡るトラブル。アイドル界の情勢に詳しいグラビア誌編集者は「乃木坂46の“大きさ”が生んでしまった自粛劇ではないでしょうか」と推測する。
「グループ加入発表直後にSNS上で“粗探し”が始まるのは中西に限ったことではありません。ましてや乃木坂46の新人となれば当然注目度はより高く、ファンに限らずあらゆるユーザーが躍起になって過去の行動やアカウントを洗い出していく。過去に芸能活動をしていた時の写真や、恋人がいたとする友人の証言など、真偽不明のものも含めてあらゆる情報が出回ります」
現に10年前にも、乃木坂46に1期生として加入したばかりの若月佑美(27)が“標的”になった。過去に男性と身を寄せたり、キスをしていたプリクラ画像がネットで出回り、1カ月弱の活動自粛となった例がある。
「AKB48など他のグループでも、過去の恋人らしき人物とのツーショットプリクラや写真が出回って処分を受けたメンバーは多数います。勿論オーディションの度に運営は身辺調査を行うのですが、それにも限界がある。人気アイドルになったメンバーを妬んだ“知人”が過去のプライバシーを暴露するケースも多く、こういったリスクを完全に防ぐのは不可能でしょうね」(同前)
今回の中西の件でも、ファンから「そもそも運営がしっかり下調べしろ」「配信サービス審査を導入してファンにも審査をさせろ」などの批判があがっていた。