不肖・宮嶋、最後の戦場取材へ――。
数々のスクープ写真で知られる報道カメラマンの宮嶋茂樹さん(60)。これまでにイラク、北朝鮮、アフガニスタン、コソボなど海外取材を数多く経験し、あまたのスクープ写真を世に問うてきた。そんな不肖・宮嶋がロシアの軍事侵攻に揺れるウクライナへ。混乱する現地で見えてきた「戦争の真実」とは?
4月5日、宮嶋さんはキーウ近郊のブチャ取材のためのプレスツアーに参加。ブチャでは、ロシア軍から奪還した後、多数の民間人の遺体が見つかっている。ゼレンスキー大統領は4日、ブチャを視察し、「戦争犯罪であり、ロシアはジェノサイド(大量虐殺)を犯した」と非難した。
不肖・宮嶋が撮った「ブチャの現実」を緊急公開する。
※注意 以下の記事には、遺体の写真や描写が含まれています
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【全20枚】キーウ近郊ブチャの様子の写真をすべて見る(注・遺体の写真が含まれます)
不肖・宮嶋、ロシア軍から奪還した後、多数の民間人の遺体が見つかり、ロシアによる大量虐殺が指摘されている街ブチャのプレスツアーに同行した。
しかし、信じられるか?
この中に日本の新聞記者は一人もいない。あれほど普段は「平和だ、人権だ」と息巻くテレビ局の記者も一人もいない。どないした? この明らかな重大な戦争犯罪は「調査」の必要はないんやろか?
今回のブチャ取材は「潜入」やの「独占」やのと違うぞ。プレス・ツアーや! 希望したら、国籍問われず参加できるんやで。大量虐殺の現場にや。