4月期のドラマ「やんごとなき一族」(フジ系)で、大衆食堂の看板娘を演じている土屋太鳳(27)。

 名家の次男(松下洸平・35)と結婚したことで、一族のしきたりに悩まされたり、嫌がらせを受けたりするが、「庶民なめんなよ!」と決め台詞を放つ役柄だ。

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撮影現場に大量の駄菓子を差し入れ

 ドラマ関係者がいう。

「いびられまくる役どころとは裏腹に、土屋さんは現場では終始ニコニコ。義姉役の松本若菜さん(38)に特に懐いていて、松本さんに水をぶっ掛けられるシーンではカットがかかると二人で爆笑していました」

 地上波の連ドラ主演は2018年の「チア☆ダン」(TBS系)以来4年ぶりとあって気合十分。「やんごとない方々においしい駄菓子を知ってもらおうと」現場に大量の駄菓子を差し入れ“庶民派”を演出。共演者から「駄菓子屋」と呼ばれているという。

今年は映画「大怪獣のあとしまつ」でもヒロインを演じた

実家は飲食業やイベント業を手がける会社を経営

 ただ、土屋本人のSNSによると、〈祖母の家は薩摩藩の役職の家の人と、土佐藩の下士の家の人が結婚した家〉で、〈祖父が陸軍の軍医〉。〈母の父方のご先祖様に義経に仕えていた人がいる〉という、庶民とはいえない出身なのだ。

「太鳳が明かした血筋はどれも母方の話。彼女は母親を尊敬し頼りにしている。オファーの内容や衣装についても相談しており、仕事に“ママNG”が出ることもある」(事務所関係者)

弟の神葉(本人のInstagramより)

 実家は東京都世田谷区。父親は飲食業やイベント業を手がける会社を経営している。姉の炎伽(ほのか)(29)はミス・ジャパンのグランプリを受賞したタレントで、弟の神葉(しんば)(26)は昨年「声優アワード新人男優賞」を受賞した新進声優だ。