10代の10人に1人が発症する「起立性調節障害」をテーマに、自らの体験をつづったマンガ家の月本千景さん。小学校6年生になったころ、記憶喪失や失神、朝のだるさや倦怠感、動悸、頭痛などのこの病気の症状が現れるようになった。

 見た目に大きな変化がないこの病気。一見すると「健康」にみえるという“わかりづらさ”は、中学生になったばかりの月本さんに大きくのしかかっていく――。

 ここでは本書より一部を抜粋して紹介します。

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