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うどん、きしめん、幕の内の最終日

【最終日7日目の行程】
福山8:36(山陽・九州新幹線さくら540号)岡山8:52
岡山9:26(東海道新幹線ひかり504号)名古屋12:04
名古屋12:08(東海道新幹線こだま722号)東京14:48
東京15:04(北陸新幹線あさま617号)上野15:09 

 7日間に及ぶフルムーンパスの旅も最終日。福山から岡山まで1駅16分間の移動はさくら1号車自由席で。さすがに16分間の移動でグリーン車に乗るのは気が引けるというのもあるが、岡山駅のさくら1号車の位置には、初日にも入った「倉敷うどん『ぶっかけ』ふるいち」があるのだ。ホテルの朝食を抜いてきたのもこちらに再訪するため。う~んやみつきになりそうだ。

初日に続き「倉敷うどん『ぶっかけ』ふるいち」再訪

「幕の内 こだま弁当」でフルムーンパスの旅をシメ

 岡山駅から東京行きのひかりは米原を過ぎると雪深くなり徐行運転、スプリンクラーから車体へ放水されるシャッシャッという音と共に東へ向かう。結局名古屋駅には22分延着となる。

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度々ある東海道新幹線冬の徐行

 なぜ名古屋で途中下車したのか。目的は岡山に続く“ホーム麺”のため。名古屋駅の東京行きホーム4号車付近「住よし」のきしめんは定番だ。

住よしのきしめん

 さあ新幹線リレーも最終盤。新幹線が名残惜しくなるだろうとアンカーは各駅停車こだまを選ぶ。麺&麺でお腹は膨れていたが「幕の内 こだま弁当」でフルムーンパスの旅をシメた。

幕の内 こだま弁当(松浦商店)

2名で104650円はやはりお得

 アンカーこだまと書いたが、東京駅から車を置いた上野駅まであさまで移動(もちろん自由席)。思わず長野まで乗り通したくなるが無事帰着。グリーン快適度ランキングをつけるなどこの旅を楽しんでくれているようだった妻の「また行きたい」との言葉に救われる。

全日通してかなり空席が目立つ道程となった(最終日ひかり車内)

 これだけの旅の移動費が2名で104650円はやはりお得だ(フルムーンパス7日間用)。では定価だといくらだったのだろう。本来かかる費用を計算してみた。