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大山悠輔は個人タイトルに集中、梅野隆太郎は「今シーズンはもうええよ」…阪神の選手たちが見据える“来季”

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「今シーズンはもうええよ。来年のために備えるわ」

 さらに上位浮上のために必要な正捕手、梅野隆太郎も5月18日に右脇腹の筋挫傷のため登録抹消。「悪化してしまう前に治療に専念する時間をいただきました」とコメントを出したが、

「10日後には二軍戦にDHで実戦復帰。翌日には先発マスクを被って元気にプレーしていたので、チーム内では“仮病疑惑”まで浮上しました」(球団関係者)

5月29日、二軍戦で元気な姿を見せる梅野

 梅野は実際、周囲に「今シーズンはもうええよ。来年のために備えるわ」と漏らしているという。

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「大胆な配球が梅野の持ち味だが、基本に忠実なリードを好む矢野監督には評価されていない。昨オフはFA権を行使する寸前で断念し、3年契約を結んだものの、今季も坂本誠志郎との併用は変わらない。そのため『新監督のもとで頑張ろう』と気持ちを切り替えています」(前出・番記者)

 一方の矢野監督は「自分の采配で勝てないのがつらい」と漏らしているという。虎ファンの鬱憤は個人タイトルと来季の活躍で“ウメ”合わせてほしい。

大山悠輔は個人タイトルに集中、梅野隆太郎は「今シーズンはもうええよ」…阪神の選手たちが見据える“来季”

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