(「初心者のための“オトクすぎる”「ふるさと納税」駆け込みガイド」から続く)
今年4月の「ふるさと納税の返礼品の調達価格を納税額の3割以内」とする総務省の通知によって、いわゆるオトクな返礼品はなくなってしまったのでしょうか? 実際そんなことはなく、探せばまだまだオトクな返礼品をみつけることは可能です。ただ、自治体には、総務省から「返礼品の価格や価格割合(寄付の何%相当など)」の表示は行ってはいけないという通知もでているので、オトクな返礼品は探しづらくなっています。
1万円の寄付の場合の食品の量を目安でいうと、
・牛肉…1キロ以上(ブランド牛以外)
・豚肉…4キロ以上
・お米…15キロ以上
を基準にするとよいかもしれません。
その土地を応援するというのがふるさと納税の制度の趣旨なので、気に入ったご当地の特産品を寄付のお礼にいただくということを忘れないようにしたいです。
期間限定の増量キャンペーンに注目
年末のこの時期に特に注目したいのは、期間限定のキャンペーンです。一部の自治体が期間限定でお肉やお米の量を増量するといったキャンペーンを行っています。
宮崎県都農町(つのちょう) 九州産黒毛和牛小間切れ2キログラム(寄付金1万円)
煮ても焼いても炒めても使える小間切れだから、2キロ届いても、余すことなくさまざまな料理に使えるので、うれしいですね。
宮崎県都農町では和牛増量キャンペーン中。年末までの期間限定で、九州産黒毛和牛小間切れがなんと350グラム増量中です。
大阪府泉佐野市 国産豚5.5キログラム(寄付金1万円)
肉の返礼品が充実している大阪府泉佐野市からは、通常が国産豚切落し4キロのところ、1.5キロ増量でなんと合計5.5キロでお届け。500グラム×11パックで送られてくるようなので、冷蔵庫の整理をしておいたほうがよさそうです。
また肉類だと、佐賀県上峰町、山形県河北町、鹿児島県いちき串木野市などが肉類の増量キャンペーンを行っているので、お気に入りの返礼品を見つけましょう。