1ページ目から読む
2/2ページ目

本来の時間よりも若干早めの時間を表示する機能も

 実際のところ、1分がほんの5秒ほど短くなっていても、体感的にはなかなかわからないものです。さすがに10秒も15秒も短くなっていると、「あれ、今日は時間の進み方がやたら速いかも?」と違和感を感じますが、それ以下であればまず気づきません。今回の例で紹介した「26時間制」あたりが、実用的な値と言えそうです。

 もちろん、これを完璧に遂行するためには、生活が外界と完全に切り離されている必要があります。なぜなら、誰かと定刻に待ち合わせをしたり、特定の時間に始まるテレビ番組を観ようとすると、本物の時間を確認しなくてはならず、そのたびにもとの「24時間制」の感覚に戻ってしまうからです。大抵の人にとっては、さすがにそれは至難の業でしょう。

 とはいえ、例えば定時後のオフの時間や、仕事のない休日だけでもこのアプリを使って生活すれば、1日が終わったと思ったところでまったく手付かずの2時間が出現するという、これまでにない新鮮な体験ができます。誰にも邪魔されないプライベートな2時間、使い方は自由自在です。

ADVERTISEMENT

 本アプリにはこれ以外にも、遅刻を防ぐために本来の時間よりも若干早めの時間を表示する機能も用意されていますので、時間の使い方をトータルで見つめ直すきっかけとしても、本アプリをぜひ試してみてはいかがでしょうか。

◇マジカル時計を App Store で
https://itunes.apple.com/jp/app/id529761868