1ページ目から読む
2/2ページ目
「私に興味ないですか？」とホテルに誘われ…
「博多で2件ほど打ち合わせがあり、その後も飲み会が入った。あまり彼女を待たせられないので、飲み会前に彼女を連れて、いったん自宅に金を取りに行った。すると、『私はあなたに何もしてあげられないから』といきなりキスをされたのです」
このときA氏は、知人を待たせていたため、いったんは拒絶したという。
「その後、彼女も結局一緒に飲みに行ったのですが、最後、『私に興味ないですか？』とホテルに誘われ、肉体関係を持ちました。彼女は『お金を作ってくれてすごく嬉しい』と」（同前）
その後、吉羽は地元・寝屋川市の京阪電鉄香里園駅に戻ると知人に、高級ブランドのカバンに入った現金を見せながらこう話した。
「（札束に）帯ついててん。帯！」
訴訟が始まると吉羽はAさんに「強姦された」などと主張
だがその後のA氏との関係は大きくこじれていく。A氏がこの350万円とは別途、吉羽を信用し仮想通貨の管理を任せていたところ、吉羽は勝手にこれを別のウォレット（財布）に移し替えたのだ。現在、A氏は5億円を超える暗号資産の返還訴訟を起こしている。
「訴訟が始まると、吉羽はAさんに『強姦された』などと主張しだした」（知人）
吉羽を巡る男と金。今回の詐欺事件発覚の発端も、彼女による持ち逃げだった。
「詐欺グループが組織された当初から、主犯格の渡部秀規が吉羽に入れあげ、愛人にしようとしていた。貸金庫の暗証番号を共有したところ持ち逃げされた」（容疑者達を知る人物）
フットワークの軽さは議員として活かすべきだった。
