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「しょせんお前も商売女か」「やっぱり案件か」…疑惑の目を向けられる“トラックめいめい”が明かした“アンチへの思い”

トラックめいめいインタビュー #2

2022/09/09
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「案件疑惑」の真相

――めいめいさんの投稿から垣間見える「本気度」が、素人らしくないと思われている面もありそうですね。あとは、フォロワーの激増から短期間でTシャツを発売していることに疑惑の目を向ける人も多いようです。

トラックめいめい あれ以来、一気にアンチコメントが増えましたね。その前は、20万くらい「いいね」がつく投稿でも、批判はほぼなかったんですが……Tシャツを販売するとなった途端、「しょせんお前も商売女か」みたいなコメントがたくさん寄せられるようになりました。

 

――実際のところ、Tシャツ制作に至るまでの経緯はどういったものだったのでしょう。

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トラックめいめい フォロワーから、Tシャツを作ってくださいとリクエストされることが多かったので、この機会に作ろうと思ったんですよ。でも、自分で作って販売なんてできないので、バズった時に声をかけてくれたグッズ制作の会社に、制作から販売までお願いしたんですね。

 いや、もう本当に、バズるとビックリするくらいの案件依頼が来るんですよ。そのTシャツ以前も以降もすべて断っているんですけど、もう何百件という依頼が来ていて。

――インフルエンサーを起用したマネタイズの話は聞きますが、実際にその立場からのお話を聞くと生々しさがありますね。他に、どういった依頼がありましたか?

トラックめいめい うちでビールを飲む写真を撮ってくださいとか、このTシャツを着て飲んでくださいとか。1投稿あたり10万円でこの商品を宣伝してください、みたいなものもあります。最初のTシャツと、取材以外の話はすべて断っているのですが、ほんとに山のように来るので、全然返しきれなくて。

 あ、あとはグラビア撮影の話もありましたね。それに関しては、「自分、胸より腹が出てるんで」と言ってお断りしました。

 

――ユーモアで返すところに律儀さを感じますね。とはいえ外からツイートを見ているだけだと、なかなか想像できない世界ですよね。

トラックめいめい 本当に、私も「こんなことになるのか」とビックリしています。なので、Tシャツの販売について「やっぱり案件か」みたいに言われた時は、「私が今までどれだけ案件を断ってきたか、知らないもんなぁ」と思ってしまいますね。