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「しょせんお前も商売女か」「やっぱり案件か」…疑惑の目を向けられる“トラックめいめい”が明かした“アンチへの思い”

トラックめいめいインタビュー #2

2022/09/09
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――SNSでの発信が、新しい世界へのステップだったと。とはいえ、いきなりネット上で顔を出すことに抵抗はありませんでしたか?

トラックめいめい 本当にその通りで、投稿したものは一生消すことができないですし、もともと「こんなの絶対やるものじゃない」と思っていたんです。でも、このままトラックのなかで一人の世界に閉じこもるよりも、もうちょっと視野を広げて、外の世界とのつながりを持っておくべきだなと。

 なんというか、「これをやったら自分にどんな変化が起きるだろう」という挑戦意欲が根本にあるのかもしれません。

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フォロワー激増は「戦略通り」?

――Twitterを始めた結果、もはや異常とも言えるペースでフォロワーを増やしています。正直なところ、アカウントを作る段階からバズることを狙っていたのですか?

トラックめいめい 始める時から、自分のプロフィールはかなり強みになるとは感じていましたね。自分の年齢で牽引免許を持っている人は少ないですし、お酒の飲みっぷりにも自信がありましたしね。

 

 ただその期待も、「ある程度行くんじゃないかな」というくらいで、ここまで伸びるなんて想像もしていませんでしたよ。最初、順調にフォロワーが増えている時には「やっぱり私って面白いのかな?」なんて思っていましたが、最近の異様な伸び方は自分でも理解できないくらいです。

――始めた当初から、話題に上るための戦略があったのでしょうか。写真の撮り方など、魅力の打ち出し方もとても上手なので、「バックに誰かついているのでは」と疑う声もあるようですが。

トラックめいめい 始める前から「こうしよう」と決めていたコンセプトはありますが、すべて自分で考えて、自分で発信しているものです。

 そのコンセプトもごくシンプルなもので、「マイナスなことは絶対に書かない」というだけですね。とにかく、みんなが見て、楽しい気持ちになってもらえるようなアカウントにしようと。

――ごくシンプルな考え方で運用されているのですね。ただ、フォロワーに楽しんでもらうための工夫を意識的にできる人はそう多くありませんから、疑念を持つ人はその点を「不自然だ」と感じているのかもしれませんね。

トラックめいめい 本当に、自分としてはずっと同じスタンスでやっているだけで、決めたコンセプトを守っているに過ぎないんですけどね。どうやったら楽しい気持ちになってもらえるか、自分なりに試行錯誤しています。

 

 ビールを飲む写真も、最初はたまたまうまい具合に撮れただけなんですよ。それが好評だったので、自分で「どうやったら同じ感じで撮れるか」とかなり研究したんです。