訴状の主張と「週刊文春」編集部の見解
訴状ではジュリー氏が「King & Princeのメンバー及び滝沢氏を精神的に壊したことも、メンバーの脱退・退所や取締役辞任に追い込んだとの事実もない」などと主張。事務所とジュリー氏の名誉を毀損したとして、それぞれに5500万円ずつを支払うよう求めてきたのだ。
今回の提訴に対する「週刊文春」編集部の見解は次の通り。
「記事は、日本を代表する芸能事務所であるジャニーズ事務所で、何が起きているかを報じたものであり、その内容には十分自信を持っています。なぜ、ジャニー喜多川氏の後を託された滝沢秀明副社長が退社したのか、さらに人気絶頂のグループのメンバー3人が退所という決断を下したのか。ジャニーズ事務所の主張するような”円満”なものでないことは明らかです。今回の巨額提訴に臆することなく芸能界、メディア界で巨大な権力を有するジャニーズ事務所の実態について、今後も報道を続けてまいります」
1月10日(火)12時配信の「週刊文春 電子版」および1月11日(水)発売の「週刊文春」では、このほか、国税局に指摘された“経費でお年玉”と“補助金の期ズレ”に対するジャニーズ監査役の大放言、タレントによって異なるお年玉の金額、メリー喜多川氏の税金への考え方などを詳報している。
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