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「大和魂で行かせていただきます」“袴”をまとって侍JAPANを応援する男性が語った“意外すぎる過去”

日韓戦の夜 #1

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 3月10日、WBC 2023で侍JAPANが「宿敵」韓国と激突した。因縁深い両国なだけにファンたちの気持ちも昂ぶっていたが、その夜、いったい何が起きていたのか……。

 ここでは、日本代表を応援する江俣欣倫(えまたよしとも)さんのアツい気持ちを紹介する。

©文藝春秋

◆◆◆

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 宮城から昨日の夜、WBCのために来たんですよ。チケットは今日の分しか取っていなくて、明日は東京タワーのパブリックビューイングに行こうと思っています。この格好で。大和魂で行かせていただきます。

 日韓戦は最高の試合でしたね。なんかもう……いつもの東京ドームで行われている試合と比べると、チケットの金額は跳ね上がっていると思うんですけど、それでも安いと思えるくらいの最高の試合でしたね。

 だって、ダルビッシュ有さんも見れたし大谷翔平さんも見れたし。本当だったらアメリカまで行かなきゃいけないわけですよ。めちゃくちゃ安いじゃないですか!

©佐貫直哉/文藝春秋

 これから会社を経営するんですけど、多角的にやっていくなかで野球教室もやろうと思っていて。というのも、もともと野球をやっていて、ダルビッシュさんと同世代で、甲子園にも出ているんですよ。作新学院でベンチ入りしていて。

 だから、今日の試合もダルビッシュさんにずっと注目していましたね。登板成績だけを見ると残念に思われるかもしれないですけど、今永昇太さんのヒーローインタビューにもあったように、ダルビッシュさんは選手の情報や、相手チームの情報だったりを侍JAPANのメンバーに周知していました。

©文藝春秋

 今日は3回3失点と、点数は取られてしまったので、結果だけを見れば悪かったかもしれないです。けれども、ダルビッシュさんがここまで投手陣を引っ張ってきたと思っています。その貢献度がありますし、今日の結果を踏まえて次戦以降は大活躍していただきたいですね。

その他の写真はこちらよりぜひご覧ください。

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