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「ジャニーさんと性的な接触をしてないと先に進めない」 ジャニーズ8人目「性被害ジュニア」の証言

「ジャニーさんと性的な接触をしてないと先に進めない」 ジャニーズ8人目「性被害ジュニア」の証言

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「なんで自分、頑張っているのに、推されないんだろうと。そういうときに突然現れたような子がポンってマイク持ったり、最前列で歌っていたりするのを見ると、思考回路が……」

 高校生になったD氏にとって、それは社会構造の一端を見た思いだった。

「芸を磨いてファンを作っていくより、ジャニーさんと性的な接触をして、関係を作らないと先に進めないんだ、みたいな思考になっていって。そのために、すごく色んな手を使ってアクセスしようとしていました」

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ジャニー氏がD氏に近寄ると両側の仲間は…

 10名足らずのジュニアにしか渡されていなかったマンションの鍵。彼は鍵を持つジュニアの口添えもあり、マンションに泊まることができた。

 ジャニー氏との「性的な接触」は、マンションに泊まった2回目ぐらいのときだとD氏は記憶している。高校1年生の冬だった。

ジャニー喜多川氏の性加害問題は根が深い

 仕事終わりで仲間とマンションに行くと、食事をし、カラオケをしたりして過ごす。その夜はジャニー氏の寝室から一番遠い部屋のキングベッドに、3人で川の字になって寝ていた。深夜、ジャニー氏が近づいたことに足音で気づいた。怖さは感じなかったという。

 ベッドの下のほうからジャニー氏が入ってきて、手がD氏の足に触れた。3人の真ん中で寝ていたD氏。隣の2人はジャニー氏がD氏に近寄った時点で、外側を向くように寝返りを打っていた。