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「もう滑れないかと思った」から16年、高橋大輔が村元哉中と“かなだい最高の演技”を見せたのはあの”伝説のプログラム”だった

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「当時『もう滑れないかと思った』と言うほど力を出し尽くした演技に、場内が総立ちになりました。あれから16年、同じ場所で拍手を受ける姿はファンには感慨深かったはず。そのころジュニアだった村元選手もフリーの前に映像を観直したそうで、『すごいなと思った』と言っていました」

記者「世界でも有数のカップルになる可能性がある」

 エキシビション前の取材で高橋は「(今後も競技を続けるか)分からない」と明言を避けたという。それに対して前出の一般紙記者はこう語る。

「肉体面などに不安もあるようです。ただアイスダンスは時間をかければかけるだけ息が合っていきます。村元、高橋両選手もここに来て合うようになってきた。今も表現力は高く評価されていますし、続けていけば世界でも有数のカップルになる可能性がある。ぜひ続けて常識を覆してほしいですね。今大会は国内開催だった世界選手権から間もなくで集客面が心配されていましたが、杞憂でした。その原動力の一つが彼らだったのは、観客席の『かなだい』ファンの多さからも明らか。現役継続はファンや関係者の共通の願いでしょう」

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 異例の挑戦は続くのか。その決断の行方が注目される。

「もう滑れないかと思った」から16年、高橋大輔が村元哉中と“かなだい最高の演技”を見せたのはあの”伝説のプログラム”だった

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