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「猿之助、段四郎、母とも口から泡を吹いていた」“セクハラ報道”直後に一家心中か…市川猿之助さん(47)の“緊急取調室”はどうなる?「幕開けのときに事件の説明はなかった」

「猿之助、段四郎、母とも口から泡を吹いていた」“セクハラ報道”直後に一家心中か…市川猿之助さん(47)の“緊急取調室”はどうなる?「幕開けのときに事件の説明はなかった」

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〈宙乗り1400回を迎えました。これからも翔び続けます〉

〈2023.5.7夜の部にて、宙乗り1400回を迎えました。安全に飛行するために、多くのスタッフさん、お弟子さんの、なかなか見えない支えがあります。そして、それを見守ってくれるファンの皆さん。ありがとうございます。観に来て下さったお客様に幸せが訪れますようにとの希いをこめて、これからも翔び続けますので、よろしくお願いします!〉

 衝撃的な事件の一報を受けて18日の昼公演は中止され、夜公演は急遽配役を変更して上演されることとなった。夜公演を鑑賞した大勢のファンは一様に困惑の表情を浮かべていた。

急遽、配役変更が発表された

 友人と公演を鑑賞した女性が語る。

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「最初は電車のなかで事件を知って、『え?』と驚きましたね。なにせ配役の変更を含めて運営からメールでの連絡も一切なかったし、明治座に来るまでどうなるかも分からなかったから。

 でもメンバーはみんな一生懸命頑張っていたし、満足度は総合的に合格ラインでしたよ。今回は猿之助さんの役を中村隼人さんがやったけど、セリフが飛んじゃって、何度か黒子が後ろからちょこちょこ伝えている場面はあったので、ちょっとヒヤヒヤしちゃいましたけど」

「やっぱり猿之助さんの芸の厚みは違うなと痛感」

 明治座の公演情報によると、夜の部の三代猿之助四十八撰の内『御贔屓繫馬』は、約40年前に明治座で初演され、評判を呼んだ作品である。事件を受けて、若手俳優の中村隼人さんが猿之助さんの代役を務め、相馬太郎良門役をはじめとした6役を早替りのほか、宙乗りも披露し、約2時間半の舞台を演じきったという。

猿之助さんの幟が立つ明治座の外観

 だが、猿之助さん目当てでチケットを購入していたファンたちからは、落胆の声も上がった。

「やっぱり猿之助さんの芸の厚みは違うなと痛感しましたね。猿之助さんが今回の事件で抜けてしまったら、今指導する立場だったベテランの方々も多く亡くなっていますから、今後どうなっていくのかはやっぱり心配です……」(前出の女性)

 宮城県仙台市からこの日の公演のために訪れたという女性は次のように話す。

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