2023年5月、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。第5位はこちら!(初公開日 2023年5月26日)。

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 NHK朝ドラ「らんまん」で語りを担当する宮﨑あおい(37)。植物学者の波乱万丈の人生を描く作品の「力になれるように頑張りたい」とコメントを発表したが、彼女の人生もまた――。

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©時事通信社

NHK朝ドラに40年ぶりにオーディションなしで抜擢

 東京都出身の宮﨑は4歳で子役デビューし、ティーン誌のモデル等で活躍。

「14歳でヒロインとして出演した映画『EUREKA』はカンヌ国際映画祭で高く評価され、宮﨑は『ジョディ・フォスターの再来』と評された」(芸能記者)

 2005年に中島美嘉とW主演を務めた映画「NANA」は、興行収入40億円を記録する大ヒットに。

映画「NANA」でブレイクした当時の宮﨑

「NHKは宮﨑の若者人気を当て込み、06年の朝ドラ『純情きらり』のヒロインに、40年ぶりとなるオーディション無しで抜擢した」(スポーツ紙デスク)

 朝ドラで注目度が増したこの時期、宮﨑が過去に出演した映画が“お宝映像”として週刊誌に報じられる。13歳の映画デビュー作、大林宣彦監督の「あの、夏の日 とんでろ じいちゃん」(1999年7月公開)だ。

「実はこの映画で宮﨑はフルヌードになっているのです。肺病を患う少女の役で、思いを寄せる少年と草原で向き合い、『大切な思い出にしたい』と自ら浴衣をハラリと脱ぐ。大切な部分は草花で隠れていましたが、白い肌が美しく、大林監督は死期迫る少女の“命の煌めき”を表現したかったとか。折しも18歳未満の子供の裸の公開を禁じる児童ポルノ禁止法が施行されたのは、映画公開の4カ月後でした」(映画記者)

 08年にはNHK大河「篤姫」の主役に史上最年少の22歳で抜擢される。

「平均視聴率24.5%と同年のドラマでトップを記録。1本の出演料が4000万円といわれたCMが10本まで増えた」(前出・デスク)

 私生活では14歳の時から交際していた俳優の高岡蒼佑(41)と07年に結婚。

「事務所は猛反対したが、『結婚を許してくれなきゃ事務所を辞める』と迫るほど、宮﨑の方が高岡にぞっこんでした」(同前)

 ところが宮﨑の前に1人の男が――。