「この家に引っ越してきたのは、昨年春頃のこと。当時から彼は大麻をみずから仕入れて箱に入れ、台所に隠し持っていました。彼は『偽物では意味がない。本物をヤラないとカッコ悪いじゃん』と言い、長年違法ドラッグを使い続けてきました。映画などでアウトローを演じることで勘違いをしてしまったような気がしてならないんです」(地元の知人)
俳優・永山絢斗(34)が大麻取締法違反容疑で逮捕されたのは、6月15日深夜のことだ。捜査関係者が捜査の内幕を明かす。
「今年春以降、永山と関係の深い女性からの情報提供を受けて警視庁薬物銃器対策課が捜査を進めた結果、自宅の廃棄物などから複数回にわたり大麻の成分が検出されたのです。6月15日、永山に事情を尋ねたところ、容疑が固まったため、同法の所持容疑で逮捕しました」
半同棲中のモデルA子と中東料理店へ
実は、「週刊文春」は永山の大麻所持疑惑を巡り、逮捕の約1週間前から行動を確認していた。モスグリーンのトレーナーを着た永山が東京・目黒区内のデパート2階にある中東料理店に現れたのは、6月11日夕方5時半頃のこと。隣には、身長170センチ前後の黒髪美女。昨年暮れ以降、永山が交際し、半同棲している20代半ばのモデルのA子だ。それから1時間15分後、霧雨の降る中、ビニール傘を差した2人は同店を後にすると、近所の神社の境内を通り、手を合わせる。黒いサンダル履きの女性は永山を見つめると、鮮やかなピンクのショルダーバッグを揺らし、距離を取って同じマンションの一室に入った。
永山が逮捕されたのは、それから4日後のことだった――。