King&Princeの元メンバー、平野紫耀(26)と神宮寺勇太(25)が、滝沢秀明の事務所「TOBE」に合流することが7月7日に発表された。5月22日のジャニーズ事務所の退所からわずか46日のスピード合流。その背景には何があったのか。
元キンプリの2人と滝沢は、ジャニーズ時代はほとんど接点がなかった。
「キンプリはジュニア時代から故ジャニー喜多川氏の秘蔵っ子。一方、滝沢が面倒を見ていたジュニアはSixTONESとSnow Manでした」(スポーツ紙芸能デスク)
そんな両者が結びつくきっかけとなったのは嵐の松本潤だった。
キンプリのライブ演出を松本が担当
2019年7月から10月にかけて、キンプリはデビュー2年目のコンサートツアーを行なった。その演出を担ったのが松潤だ。そこには嵐を育てた藤島ジュリー景子副社長(当時)のある狙いがあったと、レコード会社社員が明かす。
「この年の1月、嵐はグループとしての活動休止を発表していた。そこでジュリーさんはキンプリを嵐のファンの受け皿にしようと考えたのです。松潤にキンプリのコンサートの演出をさせ、嵐の色を付けようとしました」
コンサートツアーの模様を記録したキンプリのライブDVDには、松潤が平野に動きを指導する姿や、メンバーがライブ映像で松潤の演出部分を振り返る姿が収められている。
このDVDで、リーダーの岸優太は松潤の演出をこう賞賛していた。
「やっぱり間近で先輩の演出を見れるのは、なんだろう、僕たちとしてもすごく勉強になりますし、一つひとつの動きだったり、その次の動きにつなげたり、そのストーリーに沿ったり、全てが理屈が通るっていうか。何より松本さんもプレーヤーですので、プレーヤーの気持ちをわかってくれるからこそ、すごい自分たちもやりやすい環境を作ってくださっているので」
だが、その裏には、こんな話があった。