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「ゴミ袋の中にあったのは…」大田区19歳女性“暴行殺人”21歳元交際相手が事件前夜に起こした「住民トラブル」とは

「ゴミ袋の中にあったのは…」大田区19歳女性“暴行殺人”21歳元交際相手が事件前夜に起こした「住民トラブル」とは

source : 週刊文春Webオリジナル

genre : ニュース, 社会

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三幸容疑者が起こしていた“あるトラブル”

 事件現場となった三幸容疑者の自宅マンションから小松さんの自宅は徒歩10分ほどの距離。果たしてまだ若い2人のあいだに何があったのだろうか。容疑者とは同じマンションの別の階に住む男性住民が明かす。

「15日の夜に飲みに出て帰宅すると、規制線が張られて警察官もたくさん集まり、ものものしい雰囲気でした。何か大きな事件が起きたんだろうとは思いましたが、朝になってニュースを見て殺人事件っていうから本当に驚きましたよ。容疑者については面識ないです。もしかしたら見たことくらいはあったのかもしれないけど。他の住民の方もあまり付き合いはないんじゃないかな」

 別の住民は、三幸容疑者が「トラブルを起こしていた」と明かす。

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三幸容疑者(ANN NEWSより)

「12日の水曜日は、『燃えるゴミ』の日だったんですが、ゴミ置き場に何の分別もしていないゴミ袋がポンとおかれていたのです。中には缶やペットボトルも入っていて、それだとさすがに業者も持っていってくれません。仕方ないので、そのゴミ袋の中身の分別を私がしたんですよ。

 すると、中から領収書のようなものが出てきて、『三幸謙太郎』って名前が書いてあったんです。ただ、その時は、変わった名字の人が同じマンションにいるんだなと思ったぐらい。同じように無分別のゴミは金曜日にも出されていました」

 2度目の無分別ゴミが出ていた14日の金曜日は、容疑者が小松さんに暴行を加えた前日でもあった。

ゴミ置き場にあった「無分別」ゴミ ©文藝春秋

「ゴミの事について不動産業者さんに相談したら、前にも同様のことがあったようで業者さんから本人に注意してくれるって。でも、結局その日は接触できなかったようです。『くせになるから自分でやらせた方がいい』と業者さんは言っていました。ゴミは案の定、回収してもらえていないので今もそこにあると思いますよ」(同前)