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A 彼の「揉みの向こう側」にあるものに思いを馳せては

『おっぱいだけ揉む、そこになんの気持ちがあるのでしょうか』太字で抜き出してTシャツにしたいぐらいのパワーワードありがとうございます。もしあなたが友人ならば「知らねーよ!」と磯丸水産で後頭部を引っぱたきたいのですが、初対面なので気を取り直して考えてみます。

 世の中には気がついたらおっぱいを揉んでる男と、気が遠くなるほど時間をかけてやっとおっぱいを自発的に揉む男がいるのかもしれないです。ほとんどの男はその間ぐらいの、程よい頃合いで揉みしだくんだと思います。彼の年齢がもうすぐ還暦だということだと、多分ですが揉むまでの作法も自分の中で出来上がってるんだと思います。あなたの中でも、きっと出来上がってますよね。そこに至るまでの作法。

 そのあなたのタイミングの中で「遅いわ!」となったので「ぶちゅーーー」だったんだと思うんですが、コミュニケーションは息を合わせることが大切だとは思いませんか? ビクッとした彼は、きっと心の中で「今!今ですか!?」と驚いちゃったんじゃないですかね。

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世の中には人の数だけタイミングと性癖があります

 全然関係ないですが、自分はラブホテルの前でビンタをされたことがあります。向こうがホテルに入るのがイヤでビンタされたんじゃなくて、「わたし、ホテルに入る前にビンタするの癖なの」と言われたことがあります。本当なんです。いつも嘘ばっかりなので、信用してくれないのは分かってますが、これは本当なんです。

 世の中には人の数だけタイミングと性癖があります。彼のタイミングを見計らうのも愛じゃないでしょうか。ただ『おっぱいだけ揉む、そこになんの気持ちがあるのでしょうか』と問われれば、それはおっぱいだけで終わる真面目さか、おっぱい揉んで「ぶちゅー」のハプニング回避する“遠慮”だったのかもしれません。ぶちゅーーーといってモミーーーといきたいのは分かりますが、彼とアルコールでも飲みながら、「あなたの気持ちが知りたいの」なんて言ってみるのはいかがでしょうか。彼が答えを持ってます。タイミングの話をするかもしれません、恋愛するにはちょっとなんて言われるかもしれません。でもそれを確認してからじゃないと揉みの向こう側には行かれないし、行きたくないじゃないですか。しかし揉みだけでよく我慢したなぁ(独り言

イラスト:ながしま

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