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会場を沸かせた五十嵐拓哉(16)の圧巻パフォーマンス

「恐るべき構成力、スマートさが彼の強みですね」(MC・NOB)

 演技後、五十嵐選手がひょいと肩をすくめたのには理由がある。

スコア1543でチャンピオンに輝いた五十嵐拓哉選手。史上初の3度目の栄冠を手に入れた ©細田忠/文藝春秋

「今年はフルマークできなかった(30の技を申告、29成功)けど、優勝できて嬉しいです。あと二秒あればいけました。高校に入学して陸上部に入ったので、忙しくて練習ができなかったけど、強みは本番に強いこと。来年も優勝を目指します」(五十嵐選手)

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©細田忠/文藝春秋

 性別、年齢、体格を問わず勝敗を競えるKENDAMA。最年少の3歳から最年長の85歳まで皆大会を楽しんだ。