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キリンの交尾を「へたくそ」と笑うな…122回マウントしても挿入できないオスがいたほど難易度が高いワケ

source : 提携メディア

genre : ライフ, ライフスタイル

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つまり、野生のオスキリンは発情しているメスに巡り合う機会が頻繁にあるわけではなく、出会ったとしても自分よりも強いオスがいたら交尾はできませんので、メスと交尾ができないオス同士でマスターベーションをしているのでは……。そうなると、確率的にはオス同士の方がよく見られるのかもしれません。盛んにマスターベーションをするキヨミズを思い出して、そんなふうに考えてみました。

※発情期、発情周期、発情期間、妊娠期間はそれぞれ動物種によって違います。

タカギ ノネ(たかぎ・のね)
動物イラストレーター、ライター
静岡県浜松市生まれ。1991年に日本動物植物専門学院卒業。京都市動物園の飼育スタッフとなり、園内広報として発表した「キリンタイムズ」が人気に。キム・ファン著『ツシマヤマネコ飼育員物語』(くもん出版)、齋藤美保著『林にかくれるキリンを追う』(くもん出版)の挿絵を手掛ける。2022年よりフリーランスのイラストレーター、ライター、講演者として活動している
キリンの交尾を「へたくそ」と笑うな…122回マウントしても挿入できないオスがいたほど難易度が高いワケ

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