「暴行を働いたことはないと思う」
――A子さんと電話した時、A子さんはホテルで何があったと話していましたか。
X子:夫に触られたという話はしていたと思います。いきなりA子から電話が来て、そんな話をされたので、私はA子と通話している最中に主人をぶん殴って起こしたんですよ。それで「ホテルいったの!?」って旦那にキレたんです。
それからA子は転んでけがをしたと言ってるし、一応同じお店で働いている女性なので謝らなきゃと思って、携帯をスピーカーフォンにして「ごめんね」って謝ったんです。
うちの旦那はその時もう、ベッドの上で正座していました。電話を切ったあとは夫から事情を聞きました。
――旦那さんはどう説明しましたか?
X子:ホテルには行ったけど、無理矢理では絶対にない。ホテルでも服を脱がせようとしたり、服に手を突っ込んで身体を触ろうとしたりは絶対にしていないと。被疑事実では服の上から触ったとなっていましたが、それも本人は否定していました。A子はフロントに「今から帰ります」と連絡して帰宅したと話していました。
――X子さんは旦那さんの言い分を信じている?
X子:A子を無理やり襲ったとか、暴行を働いたとかそういうことはなかったと思います。
ラブホテルに滞在した25分間に、西本容疑者とA子さんとの間で一体何が起こったのか。西本容疑者は取り調べに対し、容疑を否認しているという。
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