「スーパークレイジー君」こと、現役宮崎市議の西本誠容疑者(37)が逮捕されたのは今月6日のこと。西本容疑者は3日午前4時ごろ、30代の女性の腕を引っ張りラブホテルに連れ込んで性的暴行を加え、女性に全身打撲など約1週間のけがを負わせた不同意性交致傷の疑いがもたれている。
事件当日、西本容疑者は妻X子さんが働くキャバクラで、同僚である被害者女性A子さんと出会う。そして、“アフター”でシーシャバーを2人で訪れ、「イチャついた」あと、ホテルに向かった。#1ではこうした目撃証言を報じた。
ホテルに向かってから、逮捕までの間に一体何があったのか。取材班は西本容疑者の妻X子さんに接触。X子さんは夫が逮捕されるまでの一部始終と夫の“潔白”について語り始めた。
「2人きりになりそうなら帰って!」と念を押していた
――X子さんと被害者女性A子さんのご関係を教えてください。
X子:夫の選挙の3カ月前、2023年1月に宮崎に引っ越し、キャバクラで働き始めました。A子は5年以上前からこの店で働いていて人気は中程度、30代後半のベテランでした。その後、一緒に同伴することもあり、顔見知りでした。
――事件当日、そのキャバクラで西本容疑者とA子さんは知り合ったのでしょうか。
X子:はい。店で夫は知り合いと、午前1時ごろまで飲んでいました。A子はもともと夫のファンで、街頭演説の時に「握手してください!」と会いにいったことがあったようです。店で接客についたのはその日が初めてでした。
夫たちがキャバクラを出る時、私もアフターに誘われましたが、嫁が金魚の糞みたいについてくると見られるのも嫌なので遠慮したんです。
ただ、A子が店を出る前には、「夫と2人きりになりそうなら帰ってね!」とロッカーで念押ししましたよ。夫は議員ですし、たぶらかされたら嫌だし、女性と2人でいるのを見られて、おかしいと思われるのも嫌だ。「なんかあったら連絡ちょうだい」とA子にいいましたが、その後連絡は一切来ませんでした。