「また原爆を落としてやるぞ」と日本人を罵倒し大炎上
今年5月、都営大江戸線の車両内で日本人の乗客に対し「なぜ(原爆で)日本人が死んだかわかるか? 真珠湾攻撃のせいだよ」「また原爆を落としてやるぞ」などと英語で一方的にまくしたてた。ぽかんとする乗客を他所にカリド容疑者はノリノリで罵倒を繰り返していく。この動画がSNS上で拡散され、大炎上した。
その後、カリド容疑者は当該動画をチャンネルから削除。26日には「心から日本人に謝罪したい」「あんな言葉を言うべきではなかった」と謝罪動画も投稿。だが、その後も迷惑行為が止まることはなかった。
「6月上旬には、地下鉄で『私は安倍晋三』『クソ日本人をここから追い出せ』と英語で捲し立てる動画を配信。この動画も炎上しましたが、6月20日にインドネシア・バリ島のクラブで行ったとみられる配信で、ソマリはスマホで検索した安倍元首相の写真をカメラに向かって見せニヤついた後、左手を銃の形にして撃つような仕草を見せました。故人に対する冒涜だと、SNS上での批判も加速していきました」(WEBメディア記者)
日本国外に出ていたとみられるカリド容疑者だが、8月17日に再び入国。大阪に活動拠点を移していたとみられる。
「その後も横断歩道に赤信号がともっている最中に車道に出て、車の進路を妨害する動画や、覆面をかぶって建物に侵入し高齢者の女性に声をかけ、脅す動画などをアップ。コンビニで動画撮影を注意された際には、千円札を女性店員に投げつけたりもしていた。目に余る迷惑行為を続けた背景には、そうした動画に対して、視聴者からかなりの課金があったから。『迷惑系配信者』として味を占めたのでしょう」(同前)
記者もカリド容疑者に「迷惑行為」を受けたという人物に接触した。大阪・新世界の飲食店店員が明かす。