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我々の心を惑わすバウアーの去就

©みずしな孝之

 今シーズンの終盤、キャプテン佐野恵太選手のケガは、調子を戻していただけに痛い離脱となりました。入江大生投手も個人的にユニフォームまで購入して楽しみにしていただけに悔しいシーズンで……。

 2024年は当然この2人の復活なくしてチームの躍進なし! 深くしゃがんだ方が高く飛べるの理論で、不完全燃焼に終わった今年のぶんの活躍、何倍にもして返してくれること期待しています!(入江さんはギャグの方も)

©みずしな孝之

 シーズンオフの日々、我々の心を惑わすのは、去就が決まってない何人かの選手の動向です。特にバウアーはどこか残ってくれそう感が滲み出ているように思えるのがなんかもう、やきもきします! なにこれ恋!?

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 バウアーが公言した来季所属するチームの条件「優勝を狙える」「個人タイトルを狙わせてくれる」「多くのファンを喜ばせられる」というのはベイスターズ、かなりいい線いってると思うんですがねえ……。でも、こればかりはバウアーが決めること……。

バウアー ©時事通信社

 そんなバウアーの気まぐれさを描いた4コマです。何が作用するか……ほんと誰かの一言かもしれないし、ギャグかもしれないし……。イヤーやきもきします!

©みずしな孝之

 しめきりギリギリでねじこんだ4コマです! 度会隆輝くんベイスターズにようこそ! まだ会見しかちゃんと見てないのですが、なんでしょうあの、まわりの人を笑顔にする陽のオーラ! 選手にこう言うのは失礼かもしれませんが、あんないい子描きたくてしょうがありません!

 牧秀悟選手とか、上茶谷大河投手とか、それこそ入江君とか、そういう(どういう?)選手たちと会ったらどんな化学反応が起こるのか、ファンとしても漫画家としても期待せずにはいられません! もちろん即戦力のプレイヤーとしても期待しまくっています!

 ……というわけで、2024年のベイスターズ、ますます楽しみでなりません。今年は期待値が高かったぶん、そして前半が調子良かったぶん、結果的に辛いシーズンとなってしまいましたが、そんな気持ちもとうに薄れたいま、このわくわくで心が埋まってる感じ、嫌いではありません。

 来年もきっと一喜一憂するんだろうなーと思いますが、そんなことをもう30年以上続けているのできっともう一生そうなのでしょう。

 文春野球コラムペナントレースもいまの形では終わってしまうそうなのですが、来年もこんな4コマが発表できる場があればいいなと願う次第です。そして来年こそ、最高の結果の4コマを描けますように!

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