見るに耐えない誹謗中傷とか、いろんな情報が出回っている
「このような辛い、厳しい状況でございますが、どんな時も待ってくださってるお客さんのために公演をお届けするのが我々の使命だと思います。亡くなった生徒の思い、これまで宝塚に携ってくださった全ての方の思いも受け継ぎながら、やっぱりまずはみんなで共に前を向いて進んでいきたいと思っております。
そのためには、皆さんの心と体のケアが大事。これまで以上にしっかりと取り組ませていただこうと思っております。ここ数年、ナースを常駐してもらうようになりましたけども、それに加え、専門医やカウンセラーと連携を取って、速やかにケア、フォローできる体制を準備しているところでございます。
また、団報でも書かせていただいたんですけども、24時間相談できる窓口というのを設けており、ナースに加えて、外部の専門的な機関も含めてサポート窓口としています。もし、自分の心身の健康に少しでも何かあるということがございましたら、ぜひ活用していただいて不安の方を解消していってほしいと思っております。
SNSでいろんな情報が飛び交っておりまして、 見るに耐えない誹謗中傷とか、いろんな情報が出回っております。週刊誌も出始めておりまして、その対策につきましても、専門のコンサルタント会社と連携して、生徒の皆さんを守る対応を取っております。
私からお伝えしたいことは以上でございます
特に出版社になると表現の自由があってなかなかの対応が難しいところはあるんですけども、我々は生徒の皆さん、そして宝塚歌劇を守っていきたいと思っておりますので、 そこもしっかりと取り組んでまいりたいと思っております。
本当にすごく混乱の中で仕事しており、なかなか現実に追いついてないところもあるんですけれども、皆さんとこの心情に寄り添って、皆さんが誇りを持って人生を預けていただける劇団であり続けるよう精一杯努めております。
今後とも力合わせて進んでいければと思っております。 本日、私からお伝えしたいことは以上でございます」