1ページ目から読む
3/3ページ目

“上意下達の組織文化”を象徴するような発言も

 木場氏から有愛きいという個人名が発せられることは一度もなかった。次に口を開いたのは「月組」を率いる梨花ますみ組長。1979年に宝塚音楽学校に入学し、1981年に67期生として入団した“重鎮”だ。

 梨花は「みんながみんな、心身共に健康だとは思っていないの。無理をしてじゃないけど、いっぱいいっぱいでやっている。それはもう見ていてよく分かる」と生徒たちを労りつつ、「組として必要じゃないものを全て排除していきたいんです」と“改革”を明言。そして、宝塚の“上意下達の組織文化”を象徴するような発言をつづけて行うのだった――。

月組を率いる梨花ますみ組長(宝塚歌劇団公式HPより)

 宝塚歌劇団の中で今、何が起きているのか。月組組長が語った言葉の意味、そして、有愛の同期生が涙ながらに紡いだ言葉とは――。現在配信中の「週刊文春電子版」では、月組の“内部説明会”音声を公開中だ。さらに、この説明会の書き起こし全文を掲載している。

ADVERTISEMENT

◆◆◆

「週刊文春」では、今回の事件について情報を募集しています。文春リークスまで情報をお寄せください。

 文春リークス:https://bunshun.jp/list/leaks

◆◆◆

【厚生労働省のサイトで紹介している主な悩み相談窓口】

▼いのちの電話 0570-783-556(午前10時~午後10時)、0120-783-556(午後4時~同9時、毎月10日は午前8時~翌日午前8時)

▼こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556(対応の曜日・時間は都道府県により異なる)

▼よりそいホットライン 0120-279-338(24時間対応) 岩手、宮城、福島各県からは0120-279-226(24時間対応)

文藝春秋が提供する有料記事は「Yahoo!ニュース」「週刊文春デジタル」「LINE NEWS」でお読みいただけます。

※アカウントの登録や購入についてのご質問は、各サイトのお問い合わせ窓口にご連絡ください。

その他の写真はこちらよりぜひご覧ください。