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《タカラジェンヌ飛び降り事件》「みんながみんな、心身共に健康だとは思っていない」有愛きい(25)の死を受け、“重鎮”組長が発した労いと“排除の言葉”【内部音声公開】

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“上意下達の組織文化”を象徴するような発言も

 木場氏から有愛きいという個人名が発せられることは一度もなかった。次に口を開いたのは「月組」を率いる梨花ますみ組長。1979年に宝塚音楽学校に入学し、1981年に67期生として入団した“重鎮”だ。

 梨花は「みんながみんな、心身共に健康だとは思っていないの。無理をしてじゃないけど、いっぱいいっぱいでやっている。それはもう見ていてよく分かる」と生徒たちを労りつつ、「組として必要じゃないものを全て排除していきたいんです」と“改革”を明言。そして、宝塚の“上意下達の組織文化”を象徴するような発言をつづけて行うのだった――。

月組を率いる梨花ますみ組長(宝塚歌劇団公式HPより)

 宝塚歌劇団の中で今、何が起きているのか。月組組長が語った言葉の意味、そして、有愛の同期生が涙ながらに紡いだ言葉とは――。現在配信中の「週刊文春電子版」では、月組の“内部説明会”音声を公開中だ。さらに、この説明会の書き起こし全文を掲載している。

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▼よりそいホットライン 0120-279-338(24時間対応) 岩手、宮城、福島各県からは0120-279-226(24時間対応)

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