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「肋骨骨折、顔面を8針縫い、尿管と膀胱を損傷…」《歌舞伎町ホスト殺人未遂事件》逮捕の女(25)が語っていた“男の壮絶DV”と“復讐予告電話”「なんでこいつ普通に生きてんの」

「肋骨骨折、顔面を8針縫い、尿管と膀胱を損傷…」《歌舞伎町ホスト殺人未遂事件》逮捕の女(25)が語っていた“男の壮絶DV”と“復讐予告電話”「なんでこいつ普通に生きてんの」

source : 週刊文春Webオリジナル

genre : ニュース, 社会

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筋肉が見えるほど深く切られていた

「被害者は面識はないのですが、僕とは別のホスト店で働いている方です。事件があった時は、『(歌舞伎町の)道が分からない』という後輩を案内するために現場周辺を歩いていたんです。すると、人が倒れており、女の子1人が血を止めようと傷口を押さえていた。その周りを囲むように20人くらいの人だかりができていたんですが、みんな助けず撮影をしており、異様な光景でした。僕はすぐに駆け寄りました」

Bさんをに救護措置を施す人々

 Bさんの意識はあったものの、ショック状態だったという。この男性は車の教習所で教わった救護処置を施し、警察が来るまでの約40分間、「大丈夫ですか」と声をかけ続けたという。

「刺された箇所は中の筋肉が見えるほど深く切られていた。(Bさんの)身体はすごく震えていて過呼吸気味でした。瞬きを一度もせずに目が開きっぱなしで、このままでは危ないと思った。刺したと思われる女はまだその場にいたので、『逃げないでくださいね』と言うと『私はその男と違って逃げたり隠れたりしない!』と言い放っていた」(同前)

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事情聴取を受けるA子(白い服の女性、「TOKYO Live Camera TV」より)

 深夜の繁華街で起こった殺人未遂事件。A子とBさんの間で一体何があったのか。歌舞伎町という場所柄に加え、Bさんがホストクラブ勤務ということから、SNS上では「ホストと客の色恋トラブルがきっかけではないか」という見方が強い。

 だが、「週刊文春」が取材を進めると、少し異なる状況が浮かび上がってきた。