宝塚出身の女優・天海祐希(56)が友人らに対し、同じく宝塚出身の女優・真矢ミキ(59)について「嫌いなのよ」と洩らしていたことが、「週刊文春」の取材でわかった。

 天海は1967年生まれ、東京都出身。1985年、首席で宝塚音楽学校に入学し、1987年、宝塚歌劇団に入団した。入団7年目という異例のスピードで、1993年8月、月組男役のトップスターに就任。1995年に宝塚を退団した。以降は、ドラマ『女王の教室』や『緊急取調室』シリーズなど、テレビや映画を中心に活躍している。現在は、世界的バレエダンサーのアダム・クーパーと共演する舞台『レイディマクベス』に出演中だ。

天海祐希は87年、宝塚に入団 ©時事通信社

 一方、真矢は1964年生まれ、大阪府出身。1979年に宝塚音楽学校に入学し、1981年、宝塚歌劇団に入団した。1995年、花組男役のトップスターに就任。1998年に宝塚を退団した。その後、目立った活躍がなかったものの、2003年、オーディションで映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』への出演を掴み、復活を果たした。以降、大河ドラマ『どうする家康』など様々な作品に出演している。

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 そんな2人だが、宝塚との関係性は対照的だ。2014年に行われた「宝塚歌劇百周年記念式典」、2021年に行われた「花組・月組百周年記念公演」。真矢は他のOGらと同様、双方に出席したが、天海は双方とも欠席している。

大勢のOGが参加した100周年記念式典 ©時事通信社

「天海は現役時代から、宝塚の過酷な労働環境に不満を訴えるなどしてきた。かたや、真矢は劇団と近い“体制派”。2人は反りが合わないのです」(天海の友人)