10月28日夕方に行われた「G7大阪・堺貿易大臣会合」の歓迎レセプションで、自民党の西川良平堺市議(58)が酩酊し、緊急搬送されていたことが、「週刊文春」の取材でわかった。西川氏が飲酒や病院搬送について認めた。
10月28日から2日間にわたって開催された「G7大阪・堺貿易大臣会合」。中国やロシアを念頭に、日本産水産物の輸入停止について即時撤廃などを求めた閣僚声明が採択された。28日夕方には、堺市内のホテルで歓迎レセプションが開催。西村康稔経産相や各国の貿易相ら総勢350名が出席した。
この歓迎レセプションで泥酔していたのが、西川氏だ。
「高校卒業後、会計事務所勤務などを経て、2013年の堺市議補選で初当選。現在4期目。昨年の参院選では自身のフェイスブックで、自見英子氏(今年9月に万博担当相に就任)を支援する投稿を重ねていました」(堺市議)
目撃者によれば、西川氏はレセプション会場で振る舞われていた日本酒などで酩酊し、救急車で病院まで運ばれたという。
西川氏に話を聞いた。
「体調の問題」「大事を取って病院に行った」
――歓迎会で酔い潰れた?
「あのー、体調の問題なんですよ。お酒を飲んでいないかと言われたら飲みましたけれども。睡眠不足とか、他の持病といいますか」
――救急車には乗った?
「それは記憶にないんですよ。記憶にないというか、安全を取ってと。突然倒れて突然死という方も沢山いるようなんで、大事を取って病院に行ったんです」
改めて書面でも事実関係の確認を求めたが、期限までに回答はなかった。
11月15日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」ならびに11月16日(木)発売の「週刊文春」では、西川氏の酒癖の悪さや、より詳しい本人との一問一答についても報じている。
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