「これでやっと肩の荷が下りました。自分の関係先に資金を還流させ、横領する手口は私が被害を受けた時と一緒。彼の被害者がこれ以上出なくなることを望みます」
こう語るのは、静岡県の社会福祉法人の口座から現金約1500万円を横領したとして11月21日に逮捕された女優・南野陽子(56)の夫・金田充史容疑者(52)の元勤務先の関係者である。
金田の逮捕容疑は業務上横領。横領の舞台は静岡県静岡市清水区の社会福祉法人「誠心会」だった。
全国紙記者が明かす。
「誠心会は特別養護老人ホームを運営しており、介護報酬など公金が投じられる特別養護老人ホームの資金を金田容疑者らが私的に流用していたとみられています。金田容疑者が関係する別の企業の口座に現金を移していたようです」(全国紙記者)
南野は2011年3月、金田との結婚を発表。結婚記者会見では約1300万円のハリー・ウィンストンの婚約指輪も披露した。
「結婚当初は“セレブ婚”ともてはやされましたが、入籍直後から金田の家賃未払いなどの金銭トラブル、運転手への暴行、女性問題の数々が発覚しメディアを賑わせました」(芸能記者)